難化するTOEICパート1・2で高得点を狙う!「新TOEIC TEST パート1・2特急II 出る問 難問200」レビュー

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新TOEIC TEST パート1・2特急II 出る問 難問200


森田先生の「新TOEIC TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」の続編でTOEIC Part1、Part2の難度の高い問題を多く収録した良問集。パート1が50問、パート2が150問で計200問。過去にTOEICで出題された頻出語彙、難語を織り交ぜて問題が作成されています。

特に難化しているPart2対策として

おそらくリスニングセクションの中で最も集中力を要するパート。集中力を欠いて少し気を抜くと重要な部分を聞き逃してしまいがちで神経を使います。瞬時に状況を判断して、適切な応答を選んでいく力が試されます。

応答文自体に難しいものが増えているのに加え、最近では、聞き取りにくいイギリスアクセントの女性ナレーターも時折登場してきて難易度アップ傾向にあるのは確かでしょう。

Part2で高得点をとるためには

特に後半の30番台に多い難度の高い平叙文(疑問文でない肯定文や否定文)、間接的な応答問題は一筋縄ではいかないものがあります。

【間接的な応答パターン例】
「Aにしますか、それともBにしますか?」―>「どちらがお薦めですか?」
「~するのは誰ですか?」->「○○さんに確認しますね。」
「~はどこで開催されますか?」->「来週決まる予定です。」
「~はいつですか?」->「知りません」、「○○さんに聞いて下さい。」
「○○が届きました。」->「私宛のものはありますか?」
「○○の作業が今終わりました。」->「もう終わっていると思っていました。」

TOEICパート2の30問中7割(21問)から8割(24問)ぐらいの正解数から、30問正解に近づけるためには、難度の高い問題を攻略していく必要があります。そのためには、本書にあるような難度の高い問題を解く練習をして、応答パターンをストックしていくのが効果的です。複雑な応答パターンに慣れれば慣れるほど、素早く状況を理解する力がついてきます。

Part2は、音声のみで完結する唯一のパートです。移動中などのすき間時間を活用して練習時間を作り出すことができますね。

音声ファイルは、出版社のサイトより無料でダウンロードできますので事前に確認することができます。

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