TOEICリーディングで最初にやるべきことは「時間管理(タイムマネジメント)」!これがスコアアップの近道

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TOEICのリーディングで一番重要なのは、「いかに適切に時間配分をするか」です。リーディング100問を75分で解くには、1問あたり平均45秒で解いていかなければなりません。

TOEICでは英語の読解力とともに、いかにすばやく情報を処理していくかが試されています。時間管理を意識しないでゆっくりマイペースで問題を解いていると、後半の問題を解く時間が無くなり、20から30問を適当に塗りつぶす状況になりかねませんので注意しなければなりません。

どのように時間配分をすればよいか?

各PARTの問題数は、PART5:40問、PART6:12問、PART7:48問です。
ここでひとつの目安として、次のような時間配分を提案したします。

【前半】

PART5を1問あたり平均20秒で計13分20秒
PART6を1問あたり平均30秒で計6分
よってPART5・6の前半を19分20秒(2つのPARTで20分としてもいいでしょう)

【後半】

PART7を75分から前半の20分を引いた残りの55分を配分する。(1問あたり約1分9秒)

PART5・6を1問あたり30秒で解き(52問を合計26分)、残りの49分でPART7を解く(1問あたり約1分)というやりかたもあります。しかし、「PART5・6を解くのに26分かかる方が、PART7を約1分で解いていくのはかなりハードルが高く、適当にマークする塗り絵問題を多く残す可能性が高い」というのが自らの経験も含めて導き出された考えです。

6分の解答時間がPART7に加算されれば、心理的にも余裕がでます。そして、大問(設問が2から5個)を1つから2つは余分に手を付けることができ、その中からいくつか正解にたどり着ける可能性が出てきます。

初級者から中級者はもちろんのこと、上級者でもPART7は時間的に余裕がなくなるので解答時間が増えれば正解数は増えていくはずです。

どこで時間を節約するか?

時間を管理するうえで最も重要なのは、PART5の解答時間を短縮することです。具体的には、英文全体を読まなくても空所前後を見て解ける問題はそのように処理していくことです。空所前後で判断できる問題の中には5秒から10秒で正解を導けるものが含まれます。

もうひとつ重要なのは、わかりにくい問題・難しめの問題に時間をかけすぎないことです。単語・語彙問題で、知らない単語が例えば選択肢の中で4つのうち3つ並んでいてもじっくり考えこんでしまい、1問に2分、3分、あるいはそれ以上かけることがあります。しかし、このような問題で時間をかけても正解率が上がる可能性は低いでしょう。ちょっと無理そうだと思ったら適当にマークして次の問題に進むというのも時間管理の重要なポイントです。わからない問題は、潔くあきらめて、次の問題に取りかかるということです。

以上で説明したように、すばやく解ける問題を迅速に処理し、わからない・難しいと思われる問題には時間をかけないで次の問題に着手すれば、平均20秒を達成するのはそれほど困難ではありません。

最後に、PART5の空所前後を見て解く練習用にメルマガ(ほぼ毎日発行)をご紹介します。本メルマガでは、部分を見て解ける例題を配信し、その解法を説明いたします。PART5で時間を短縮するノウハウ・テクニックが入っています。

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