文法問題集レビュー「新TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ! 」

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新TOEIC(R) TEST 英文法 出るとこだけ!

TOEIC初級者から中級者の文法のトレーニングテキストとしてお勧めです。集中してやれば5日間で1周できます。品詞から始まり、動詞の形、代名詞、接続詞、関係詞など、TOEICの頻出文法項目を重点的に勉強することができます。

受験時代の英文法から離れて久しい方が、TOEIC対策として英文法をやり直すのにも効果があるでしょう。TOEIC英文法の27の鉄則も覚える価値があります。さらに、いかに時間を短縮して解くかについても書かれています。

本書の5日間分の要点をまとめてみます。

Day1

1.品詞

TOEICで最も多く出題される文法項目。本書でも最初に取り上げられています。品詞の中でも、もっとも重要な形容詞、副詞の説明から始まり、各品詞の語尾のルール、位置関係などまとまっています。

2.名詞を修飾する言葉

数えられる名詞(可算名詞)、数えられない名詞(不可算名詞)の説明から、その名詞の前における数量詞(some、many、much、everyとか数・量を表すもの)の適切な使い方まで、盲点になる可能性が高い項目がコンパクトに書かれています。

Day2

3.動詞の形

英文の基本である、「主語」と「本動詞」の構造の要点が確認できます。英文の中で、動詞の適切な形を学ぶことができます。

4.時制と仮定法

時制問題を解くためには、「時を表す言葉」がカギとなります。またTOEICで要求される仮定法のレベルも十分カバーされています。(※TOEICで出てくる仮定法は基礎的なものがほとんどです。)

Day3

5.代名詞

TOEICの代名詞問題は、簡単なものが多いです。その簡単な代名詞問題を確実に解いていくための必要な知識・ノウハウがうまくまとめられています

6.接続詞

英文の基本要素である節、句の説明から、接続詞の働きがわかります。TOEIC頻出の従位接続詞(従属接続詞):because, although, whileなど表にまとめられています。

Day4

7.分詞

TOEICで出題されて迷いやすい、ing形(現在分詞)かed形(過去分詞)の判別の仕方がよくわかります。また、分詞構文(TOEICでは難しい分詞構文はあまり出ない)の基本知識も学べます。必要に応じて高校レベルの文法書で調べれば、TOEICで出てくる分詞構文は楽々クリアできるでしょう。

8.関係詞

関係代名詞をどのようなステップで選ぶかのチェックポイントがあります。前置詞+関係代名詞(during whichなど)の説明も読む価値ありです。

Day5

9.比較

as … as構文の…には形容詞か副詞が入る、比較級と最上級の見分け方などのポイントがまとめられています。

10.語法

さまざまな前置詞の使い分け、to+動詞の原形(不定詞)と動名詞(ing形)を使い分けるなどが知っておいたほうがいい内容がまとめられています。

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